はじめに
こんにちは、シルです。
登山経験2年目の初心者です。
初めて南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳に登ってきました。(2024年9月上旬)
その時の感想や調べたことを記録として残しておきます。
甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳
甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳について事前に調べたことをまとめてみます。
記載の情報は、調べた当時(2024年9月)の情報で古い場合があります。
あくまで参考情報として、記載します。
最新の情報は、ご自身でご確認ください。
地形
甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)
- 標高
2,967メートル - 位置
山梨県と長野県の境に位置し、南アルプスの北部にある - 地形の特徴
花崗岩質の山体で、山頂は白い砂地が広がっており、他の山々とは異なる独特の地形を持っている
険しい岩場も多く、登山道は比較的急峻
「南アルプスの貴公子」とも言われ、仙丈ヶ岳と好対照な山容

仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)
- 標高
3,033メートル - 位置
甲斐駒ヶ岳の南側、山梨県と長野県の境にある - 地形の特徴
なだらかな稜線と豊富な高山植物が特徴
特に仙丈ヶ岳は「南アルプスの女王」と呼ばれるほど、美しい稜線と穏やかな山容を誇る

特徴
甲斐駒ヶ岳
- 白い山体
花崗岩による白い砂が特徴的で、遠くからでもその姿が目立つ - 荒々しい岩場
山頂付近は険しい岩場が広がり、登山者に技術と体力を要求する - 黒戸尾根
登山ルートの一つで、急勾配かつ標高差が大きく、日本の「三大急登」の一つとして有名
仙丈ヶ岳
- 穏やかな山容
比較的なだらかな登山ルートが多く、登りやすい山として知られている - 高山植物の宝庫
夏には色とりどりの高山植物が咲き乱れ、自然の美しさを堪能できる - 360度のパノラマビュー
山頂からは富士山、北アルプス、八ヶ岳、中央アルプスの絶景を望むことができる
歴史
甲斐駒ヶ岳
- 山岳信仰
古代から修験道や山岳信仰の対象となっており、黒戸尾根には多くの祠や神社がある - 登山の歴史
江戸時代から地元の人々に親しまれてきた山で、近代登山の対象としても人気が高い
仙丈ヶ岳
- 「仙丈」の名前の由来
山頂の美しい姿が天女が住まう仙境のようであることから名づけられたという説がある - 近代登山
明治時代以降、探検家や登山家が訪れるようになり、その後多くの登山者に親しまれている
登山
甲斐駒ヶ岳
- 難易度
中・上級者向け。黒戸尾根コースは非常に険しく、標高差も大きいため、十分な体力と技術が必要 - 主要ルート
黒戸尾根コース
最も険しいルートで、健脚者向け。標高差が2,200メートル以上ある
北沢峠からのルート
よりアクセスしやすく、初心者でも挑戦できるルート - 登山シーズン
6月中旬から10月までがベストシーズン
冬季は積雪があり、上級者向け
仙丈ヶ岳
- 難易度
初心者から中級者向け
比較的なだらかで、登りやすいルートが多い - 主要ルート
北沢峠からのルート
一般的なルートで、初心者でも安心して登ることができる
山頂までの標高差は約800メートル
馬の背ルート
少しチャレンジングなルートですが、稜線の美しさを楽しめる - 登山シーズン
6月から10月が最適
秋は紅葉が美しく、人気の季節
登山の様子
週末を利用し、1泊2日で北沢峠から登る計画で登山をしました。
仙流荘(戸台パーク)から南アルプス林道バスに乗り、北沢峠に向け出発しました。
北沢峠に到着後、長衛小屋を拠点に、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳に向かいました。
1日目
自宅〜仙流荘(戸台パーク)〜北沢峠〜長衛小屋テント場〜甲斐駒ヶ岳〜長衛小屋テント場で1泊
出発
金曜日の夜、18時に仕事が終わり、荷物を積み込み、19時頃に自宅を出発しました。
途中、夜ご飯や行動食を買い、給油をして向かいました。


01:00
そして、01:00頃、仙流荘(戸台パーク)に到着しました。
駐車場は大きく2ヶ所に分かれているようですが、一番近い方の駐車場はすでに埋まっていました。
少し遠くなりますが、離れた駐車場に車を停めました。
事前に調べ予習をしていましたが、結構暗く、何がどうなっているのか、どこに止めればいいのかなんだか分かりにくかったです。
事前に調べた際に、チケットの待ち列とバスの待ち列に荷物を置いて場所取りをした方が良いとわかっていたので、本当なのか確認するついでに、場所取り用の荷物を持って見に行ってみました。
確かに、場所取りをしているようで綺麗に荷物が置いてありました。
01:00頃に到着をして、場所取りの荷物がすでに30個くらいありました。早いですねぇ。
その後車に戻り、04:00頃まで車で準備と仮眠をとりました。
04:00
04:00に行動開始し、ザックを持って車を出ました。
駐車場は結構埋まってきていて、ヘッドライトをつけた人たちが動き出していました。
03:30頃から動き出していた人たちが多かったですね。ちょうどこのくらいに到着した人たちが多かったのではないでしょうか。
そして、ザックをバスの待ち列に置き(事前に場所取りしていた場所)、チケットの待ち列に並びました。
チケット販売開始までの待ち時間は、長袖を着ていましたが、少し肌寒かったです。
星が綺麗に見えました。

04:40
そして、04:40頃チケットの販売が開始されました。(少し早めに開始されたようです)
チケットは、荷物代含め往復で2740円でした。
チケットを購入する際は、キャッシュレスでも購入することができます。
券売機は、「現金専用」と「キャッシュレス兼現金」の2つありました。
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

チケットを手に入れ、念のためトイレに行った後、バスの待ち列に並びました。
バスの待ち列は大混雑でした。チケットの待ち列もそうですが、1つの荷物に1人の人が待っているわけではなく複数人が入ってくる場合もあるので、かなり狭かったです。

05:08
05:08くらいには、1台目のバスが動き出しました。
バス待ち列は、クネクネと折り返し並んでいるのですが、その1回目の折り返し地点に並ぶことができたので余裕で乗ることができるだろうと思っていましたが、実際、05:20頃に4両目に乗ることができました。
2列目以降に並んでいる人たちは、第一便では乗り切れなかったのではないかなと思います。早めにきていてよかったです。

バスの車内では、運転手さんがいろんな説明をしてくれます。が、ほとんどの方が大きなザックを膝の上に乗せて、補助席まで使って満員の状態で乗っているのでかなり暑く、酔いそうでした。(事前に酔い止めを飲んどいたので、よかったです。飲んでなかったら確実に酔っていた)
結構な山道なので、カーブでは結構揺れます。
形式を見ている余裕はあまりありませんでした。眠かったので、少し眠りました。
06:03
そうして、06:03頃、北沢峠に到着しました。
少し肌寒くらい涼しく、空気も澄んでいて気持ちが良かったです。

06:23
長衛小屋に到着し、テントの受付をし、テントを貼りました。
テントを張れるようなスペースはほとんどなく、一番奥の端っこに貼ることにしました。
(受付をしてからテントを張りましょう)

07:00
テントを張り終わり、水場で飲み水を汲み、甲斐駒ヶ岳へ出発しました。
今回のルートは、長衛小屋〜仙水小屋〜仙水峠〜駒津峰〜六方石〜急登ルートを経由し甲斐駒ヶ岳山頂です。
下山時は、甲斐駒ヶ岳山頂からトラバースルート〜駒津峰〜双児山〜北沢峠です。

長衛小屋〜仙水小屋〜仙水峠
長衛小屋の前に赤い鉄製の橋があります。
この橋を渡り、最初は、沢沿いに登山道を進んでいきます。



ここからは、影になるものがないので暑かったです。

ここから駒津峰にかけて登っていきます

ここでやっと見えました
最初見た時なんだこれはって感じでした
今からこれに登る
仙水峠〜駒津峰〜六方石〜急登ルート〜甲斐駒ヶ岳
仙水峠までは、割と緩やかな登山道でしたが、ここから急になっていきます。
ここの登りが甲斐駒ヶ岳で2番目にきつかったですが、登山道から見える景色は最高でした。

結構な登りである

めっちゃきれい

雲海のようになってこれはこれでいい

めっっちゃ天気良かったが、結構暑くて体力消耗した
直登ルートに登るため、ここでヘルメットを装着した

この辺りは鎖場があり、鎖を使って降りたり、登ったりする
混雑していて、進むのが大変


直登ルートで山頂を目指す

それほど難しくはなかったが、慎重に進む

山頂が近づくにつれ、足元が白い砂に変わり、滑りやすく、浮石も多かった
注意が必要

雲が上がってきていて、何も見えなかった
たまに雲の切れ間から見えるくらい
山頂はそこまで混んでいなかったが、少し休憩しすぐ降りることにした
甲斐駒ヶ岳山頂からトラバースルート〜駒津峰〜双児山〜北沢峠

足元は白い砂になっていてかなり滑りやすい
目印がわかりにくいと事前に聞いていたが、注意深く下山していれば迷うことはなかった

人と比べるとかなり大きな石であることがわかる
そして北沢峠まで下山し、長衛小屋のテント場に到着しました。
駒津峰〜双児山〜北沢峠の下山ルートは、あまり人がいなかった印象でした。
あと、暑さでバテたのか、エネルギー不足なのか、とんでもなくきつかったです。
明日の仙丈ヶ岳はやめようかと迷うくらいでしたw
体力不足なのもあったのかもしれませんが、相当汗をかいていたので若干熱中症だったのかもしれません。
テントについてからは、夕食を食べすぐに眠りにつきました。
2日目
2日目は、長衛小屋〜藪沢大滝頭〜小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳です。
下山時は、仙丈ヶ岳〜仙丈小屋〜馬の背ヒュッテ〜藪沢小屋〜藪沢大滝頭〜長衛小屋です。

長衛小屋〜藪沢大滝頭
05:00頃にテント場を出発しました。
13時くらいに北沢峠発のバスで駐車場まで帰る予定です。
前日の甲斐駒ヶ岳の疲労が少し残っていて、足が筋肉痛でした。
前日はキツすぎて、仙丈ヶ岳は諦めて朝のバスで帰ろうかとも思いましたが、地図を見ていてそこまでキツそうなルートではなかったので登ることにしました。


ここでようやく携帯の電波が入った
北沢峠やテント場ではずっと圏外だった
ようやくここで家族と連絡することができた
藪沢大滝頭〜小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳
ここからまずは、小仙丈ヶ岳に登っていきます。

甲斐駒ヶ岳方面



まだ朝なので、昨日よりも涼しかった

徐々に仙丈ヶ岳がに近づいている

この尾根を登れば、藪沢カールが見えてくる

いい





涼しくて景色も良くて最高だった
少し休憩し下山した

仙丈ヶ岳〜仙丈小屋〜馬の背ヒュッテ〜藪沢小屋〜藪沢大滝頭〜長衛小屋


仙丈小屋方向に進む




ニホンジカ対策

馬の背ヒュッテ方向に進む


跨いでいくらしい

ここで少し休憩
甲斐駒ヶ岳の下山に比べたら、ぜんぜん楽だった
携帯トイレ用のトイレもあった

こっちは仙丈ヶ岳、馬の背方向

こっちは北沢峠方向

ハートのバケツ




苔が綺麗だった

山をよごさないで
長衛小屋についてから、バスの時間まで1時間ほど時間があったので、長衛小屋でカップラーメンとコーラとバッチを買いました。
その後テントを撤収し、バス乗り場へ。
バスは13:10だからそれまでにつけばいいかなと思い時間に合わせてバス停に向かったのですが、どんどんバスが動いていました。
どうやら、定刻での運行ではなく、利用者の数に合わせてどんどん臨時便が出ているようでした。
バス待ちの列に並び、15分ほど待った後すぐ乗ることができました。

そしてめっっちゃ暑い
山の上に戻りたい
駐車場についたあとは、仙流荘で日帰り入浴をして帰りました。
自分はザックを置きに1度車に行ったのですが、仙流荘の中にはザック置き場があったので直接向かっても良かったなと思いました。
まとめ
甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳は、南アルプスの中でも対照的な魅力を持つ山々です。
甲斐駒ヶ岳は険しい岩場や花崗岩の白い山体が特徴で、技術を必要とするルートが多いため、中・上級者にとってやりがいのある挑戦の場と言えるかもしれません。
一方で、仙丈ヶ岳は優美な稜線と豊かな自然を楽しめる山で、初心者でも比較的安心して登れるコースが整っています。
それぞれの山が持つ魅力と特徴をしっかり理解し、自分のレベルや目的に合わせた登山計画を立てることが大切です。
南アルプスの絶景や自然の豊かさは、登山者にとって一生忘れられない経験となると思います。
初めての登山でも、登山経験が豊富な方でも、この山々はきっと満足のいく冒険を提供してくれます。
次の休暇には、ぜひ甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳を訪れ、南アルプスの大自然を体感してみてはいかがでしょうか。
アルバム
登っている間に撮影した写真を掲載します。















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